あめみや農園の今日 vol.4
前回の6月にあったようにブログで落花生も定植し、順調に作物も育っていた「あめみや農園」。
しかし、8月と9月に畑の管理と追肥を行う予定も、まんえん防止等重点措置と緊急事態宣言の再発出によって、IVUSAの大学生たちが西伊豆町へ来れなくなり、またもや耕作放棄逆戻りの危機に扮しました。
役場にインターンで来ていた3名の大学生と最低限の維持管理で夏を乗り越え、雑草に負けた株もいくつかありましたが、無事に実りの秋を迎え、10月16-17日、10月23-24日と21名の学生が収穫のために西伊豆町へやってきました。
3月末に植えた、里芋(海老芋)は、緊急事態宣言などのせいで「芽かき」が出来なかったり、「追肥」のタイミングが遅れたりしましたが、雨に恵まれ順調に育っていました。
慣れない畑仕事に苦戦しながら、ひと株ひと株丁寧に収穫しました。
親芋と子芋を手作業でとりわけ、かごにまとめて運びます。
6月に植えた落花生も、雑草に埋もれながらも何とか収穫することが出来ました。
収穫後に、宿舎にて選別をし洗って土を落とし乾かして、夜な夜な袋詰め・・・
手に取って買ってくれる人のため、みんなで手分けして黙々と作業します。
袋詰めしたものは翌朝、町内にある産直「はんばた市場」に自分たちの手で出荷しに行きます。
自分たちが育てた作物がこうして売り場に並ぶと、学生たちも嬉しそうにカメラを向けて写真を撮ってました。
社会情勢もあり思うように世話ができないもどかしい時期がありながらも、大学生たちが町から出た木材を炭にして、土壌改良にその炭を使い、無農薬有機で作った【海老芋】と【落花生】です。
11月にも「はんばた市場」に並ぶ予定ですので、お買い物で訪れた際はあめみや農園の野菜もお手に取ってみてください。
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