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こんにちは。

協力隊の高井です。

令和4年度の「西伊豆町の地域おこし協力隊」は、4月1日に新たに4名の仲間が加わり、総勢11名となりました。

私が来た当時は4人目の隊員として入隊しましたが、気が付けば1年半が過ぎ、古参組となりました。
フレッシュなメンバーの勢いそのままに、既存の隊員も一緒に切磋琢磨しながら、それぞれの活動分野で、地域に貢献できるよう活動していきたいと考えています。

今年度も「西伊豆町地域おこし協力隊」を宜しくお願い致します。



 ⇓ 各隊員のProfileはこちら

前回の6月にあったようにブログで落花生も定植し、順調に作物も育っていた「あめみや農園」。
しかし、8月と9月に畑の管理と追肥を行う予定も、まんえん防止等重点措置と緊急事態宣言の再発出によって、IVUSAの大学生たちが西伊豆町へ来れなくなり、またもや耕作放棄逆戻りの危機に扮しました。

役場にインターンで来ていた3名の大学生と最低限の維持管理で夏を乗り越え、雑草に負けた株もいくつかありましたが、無事に実りの秋を迎え、10月16-17日、10月23-24日と21名の学生が収穫のために西伊豆町へやってきました。

3月末に植えた、里芋(海老芋)は、緊急事態宣言などのせいで「芽かき」が出来なかったり、「追肥」のタイミングが遅れたりしましたが、雨に恵まれ順調に育っていました。

慣れない畑仕事に苦戦しながら、ひと株ひと株丁寧に収穫しました。

親芋と子芋を手作業でとりわけ、かごにまとめて運びます。

6月に植えた落花生も、雑草に埋もれながらも何とか収穫することが出来ました。

収穫後に、宿舎にて選別をし洗って土を落とし乾かして、夜な夜な袋詰め・・・

手に取って買ってくれる人のため、みんなで手分けして黙々と作業します。

袋詰めしたものは翌朝、町内にある産直「はんばた市場」に自分たちの手で出荷しに行きます。

自分たちが育てた作物がこうして売り場に並ぶと、学生たちも嬉しそうにカメラを向けて写真を撮ってました。

社会情勢もあり思うように世話ができないもどかしい時期がありながらも、大学生たちが町から出た木材を炭にして、土壌改良にその炭を使い、無農薬有機で作った【海老芋】と【落花生】です。
11月にも「はんばた市場」に並ぶ予定ですので、お買い物で訪れた際はあめみや農園の野菜もお手に取ってみてください。


おはようございます! ほかりです!

前回のブログ更新から遅くなってしまいました💦

新聞やニュースでご存知の方もいるかと思いますが、西伊豆町で約100年ぶりにツキノワグマが発見されました。

自分自身、活動拠点が山の中であることが多いので、十分に注意しながら山を歩いていきます。

皆様も山に入る際は十分に注意して下さい!

今回はイノシシを捕獲した時の様子をご紹介します。

いつも通り朝一で山に設置してある罠を確認しに行きましょう!

今の時期山の中を歩くのは暑くて苦労します。

一瞬でシャツがびしょびしょに…笑

罠の設置場所付近まで足を運ぶと…

ガサガサッ!!!!!!(文字デカメ)

なにか罠にかかったみたいです。

確認しに行くと

イノシシ…!!!!!!!(文字デカメ)

イノシシが罠にかかりました。

土の中に餌がないか探しに来たのでしょうか。

普段は臆病なイノシシも罠にかかった状態だと興奮して、突っ込んで来ます。

罠にかかっていても恐ろしい。

獣の呼吸とか使ってきそうですね…。

獲物を捕獲した後は止め刺し(とどめを刺すこと)を行います。

やり方は人それぞれですが、今回は銃を使用しましょう。

安全を確認した上で、銃を構え

ドーン!!!!!!

無事止め刺しが終わった後の流れは

運び出し→解体→食べる です。

今回はイノシシのハツとレバーを町民の方から貰った野菜と一緒にいただきました。

命を肌で感じながらお肉をいただく瞬間は何度味わっても特別な時間です。

食べ終わる頃には陽も沈み、すっかり暗くなりました。

ご馳走様でした!!!!!(文字デカメ)

明日も朝が早いので、寝坊しないように夜は早めに寝よう。

明日は何が獲れるかな…??

皆さん、こんにちは!

今年4月より西伊豆町地域おこし協力隊に赴任しました「こむさん」こと小村麻衣花です。

あっという間に移住して4ヶ月が経とうとしています。

西伊豆町はすっかり真夏!

毎日、海水浴を楽しむ方々で賑わいをみせております。

そんな私も休みが出来れば、時には友達と、時には近所の子どもたちと泳ぎに行ってます♪

徒歩で海に行ける環境が私にとっては最高過ぎます。

ところで昨日、堂ヶ島火祭りが開催されたのをご存知ですか?

16:00頃から少しずつ人が集まりだす堂ヶ島公園。

陽が落ちる頃にはたくさんの人たちが集まり…

堂ヶ島火祭りの始まりです!

ストーリー仕立てになっていて面白い演出でした^^

コロナ禍ということで、例年に比べ人は少なかったとのことでしたが、4連休中日ということもあり、とても盛り上がっておりましたよ!

簡単に動画にまとめましたのでよろしければご覧下さいね☆


-堂ヶ島 火祭りとは-

毎年7月に静岡県西伊豆町の堂ヶ島にて開催される西伊豆町最大規模の花火大会で、600年ほど昔の海賊船征伐の故事にちなみ、海賊船征伐シーンの再現、海賊船炎上などが海上でおこなわれ、多くの町民や観光客に楽しまれているイベントです。

協力隊3年目の山本です。普段は医療・福祉の分野で活動しています。
今回も協力隊活動ではなく山本の休日の過ごし方パート②を書きたいと思います。

みなさんの想像する田舎暮らしのイメージって

一軒家に住んで

家庭菜園をしたり

夏になったら海や川で遊んだり…etc

色々な過ごし方が思い浮かぶと思いますが

西伊豆では全部叶います!

中山間地域である西伊豆町は山と海が近くにあり豊かな自然を楽しむ事が出来ます。

とういうことで、今回紹介するもう1つの休日の過ごし方は

釣りです。

西伊豆は駿河湾に面しており四季折々の旬の魚を狙って釣りをします。

元々釣りが趣味で学生時代からやってたり、社会人になってからも帰省時には行っていましたが、今では休日の度に釣りに出掛けられる最高な日々(妻には怒られる)を送ってます笑

魚も野菜同様にご近所さんに配ったりしても喜ばれるし夕飯のおかずにもなるので悪くない趣味ですね(自問自答)

また旬の魚を釣りに行くし自分で釣った魚ということもありより一層美味しく、今まで以上に食事の時間に幸せを感じています。

(シマアジの丼と甘鯛の松かさ揚げ、ペットの鶏の卵で作っただし巻き玉子でプチ自給自足生活)

また観光スポットも伊豆にはたくさんあります。

梅雨の時期は紫陽花を見に出かけたり、秋になれば車を運転してるだけで紅葉を見れますし冬になればイルミネーションをやってる地域もあります。

正直、移住(Uターン)してくるまでは釣りしかやることないかな〜なんて思ってましたが一年中楽しんでます。

むしろここまで五感を使って楽しむ事が出来る地域ってなかなか少ないんじゃないかなと思います。

山本の休日はいかがでしたでしょうか?

田舎暮らしを楽しんでるのが伝わりましたかね。

本当はまだまだ楽しんでることがあるんですが、長くなるので今日はここまでにします。

みなさんも気になったら伊豆に遊びに来てくださいね。

最後に

地域おこし協力隊の小村麻衣花さんが西伊豆町の移住相談会用にショートムービーを作ってくれました。

良かったら見てください。

今年の4月に西伊豆町地域おこし協力隊に赴任した石崎です。

今年は例年より早い梅雨入りになりましたが、林業の中でも晴天での活動を日々活発に行っています。

今日は現在行われている現場の中を少しご紹介したいと思います。

まずは開設と呼ばれる重機を乗り入れるための道を作るところから。

何もない山の中で地図から等高線を読み、現場へ行き計画をした内容で進めていきます。

 ↑ 作業前がこちら。普通の森ですね。

 ↓ そして出来上がった道がこちら。伐倒し道がきれいに出来上がっています。

道ができると写真のように私も造材を行わせてもらっています。



また「プロセッサー」と呼ばれる重機で造材作業も行っていきます。

ここ静岡県は県土の約2/3を占める豊かな森林が広がっています。

今後も林業を通じて森林を育てながら人と森との「共生」が出来るよう協力隊員として頑張ろうと思います。

6月20日に緊急事態宣言が明けたこともあり、5月26日(土)にNPO法人国際ボランティア学生協会IVUSAの大学生たちが3月の作付け以来、久しぶりにあめみや農園にやってきました。

※マスクや消毒といった感染予防に、来町前には全員のPCR検査行い、毎日の検温などの対策を取ったうえで活動を実施しています。

5月の活動は、緊急事態宣言の延長を受けて中止に。
学生が来れない中、5月に協力隊や町の人の手伝いで、学生たちの畑を一度草抜きはしたもののやはり梅雨時、畑は草だらけになっていました。

手前は5月に落花生を植えるはずだったエリア。
奥にみえている里芋も何とか雑草に埋もれながらも育ってくれているという状態。。。。

この日はあいにくの曇り空も、作業するには暑すぎず最高の天気。
ひたすらの草抜き作業に静かに精を出します。

地元の高校生も3名参加し、若い力で一気に草を抜いていきます。

この日はヤーコン、里芋、落花生の3エリアの草をきれいに除去し、5月できなかった落花生の定植までがゴール。
落花生の苗も、何とか学生が来るまで持ってくれました。

(町で出た材木の端材や間伐の薪等をバイオ炭にして土と混ぜ土壌改良しています。)

1日だけの作業スケジュールでしたが、若者のパワーはすごいですね。
最後にはとてもきれいに、何とか畑っぽく戻りました。(笑)

次は夏に、草刈りと追肥のために来る予定です。

秋の収穫を楽しみに、そのころには世の中が少し落ち着いていることも願って、学生たちは岐路につきました。

コロナウィルスの感染拡大で1年以上ストップしてしまった、大学生たちによる耕作放棄地を活用した地域の活性化。まだまだ先は長そうですが、少しずつまた前に進みだしました。


協力隊3年目の山本です。
普段は医療・福祉の分野で活動しています。
今回は協力隊活動ではなく山本の休日の過ごし方について少し書きたいと思います。

みなさんの想像する田舎暮らしのイメージって

一軒家に住んで

家庭菜園をしたり

夏になったら海や川で遊んだり…etc

色々な過ごし方が思い浮かぶと思いますが

西伊豆では全部叶います!

中山間地域である西伊豆町は山と海が近くにあり豊かな自然を楽しむ事が出来ます。

私の住んでいる地区では耕作放棄地が1つの課題でもありました。移住(Uターン)したらやってみたかった1つが家庭菜園だったのでそれならひと区画お借りしてやってみようと思い、妻と一緒に近所の方に教えてもらいながら始めたのですが、すぐにハマりました。

草取りや水やりは大変ですが、休日にまとめて行ったり水やりをしてから出勤してます。

これからの季節は夏野菜の成長が著しく帰って来ると食べ頃になっていたり、毎日どうやって食べようか考えるのも楽しみの1つです。

(収穫をサボってると2人で消費しきれない量が採れるのでご近所さんに配ります)

そして何より自分で育てた野菜は美味しく感じます。笑

(収穫した野菜を使ってドライカレー)

今の楽しみはトウモロコシとスイカです。

収穫したら庭でBBQでトウモロコシを焼いてスイカ割りをして…

なんてThe夏休みな休日を送りたいです。

山本の休日はいかがでしたでしょうか?

田舎暮らしを楽しんでるのが伝わりましたかね。

まだまだ休日の過ごし方はこんなものではないので、次回は「釣り編」をお届けします。

みなさんも気になったら伊豆に遊びに来てくださいね。

 4月に地域おこし協力隊に参加してから2ヵ月近くが経ち、肌寒い時期から汗ばむような季節になってきました。私、望月は協力隊員として林業にかかわるうえで必要な資格を取得するべく、5月17日~19日、26日の4日間、沼津市のプラザヴェルデと長泉町の桃沢村工芸村というところで勉強をしてきました。

今回受講した講座は、仕事の林業で木を切るというステップアップをするための「チェーンソーによる伐木等の特別教育」と、「刈り払い機取り扱い作業者に対する安全衛生教育」の2つで、無事両方とも修了しました。

 講習の内容は2つとも、必要な道具の説明、道具整備のやり方、使用中の注意点を座学と実技を用いて教わりました。

 チェーンソー講習では、伐木をするときに注意しなければならない点を多く教わりました。実技では、「目立て」というチェーンソーのチェーン整備のやり方や、実際にチェーンソーを動かしてみるという作業を行いました。3日目の実技では、雨で防護服を着ていても寒いくらいでしたが、これからだんだん暖かくなっていく夏の暑さの中で防護服などで厚着するのは、快適さの面でもとても大変だと感じました。

刈り払い機の講習では、操作中の危険性が高いため、使用者への近づき方や、なるべく人に近づかずに相手に気づかせる方法、蜂対策や対処法を教わりました。

 これら2つの道具は、作業の効率を大きく上げてくれるものですが、どうしても危険がつきまといます。安全に取り扱うという点に気をつけてながら協力隊として地域に貢献していくと同時に、今後も必要な資格などを取得して、自分の活動できる領域を広げていきたいと思っています。



連休も終わり、日中の陽気はすでに初夏を感じさせるような季節になってきました。

こうなると、あめみや農園の作物も生き生きと成長しだします。

ただ雑草もぐんぐんと勢いを増し、手前はだいぶ手入れが必要な状況に・・・

それはおいおい学生たちが何とかしてくれることを期待して

まずヤーコン。

結局、数か所芽が出なかったものがありましたが、今のところ発芽率は9割くらい

もう大きいものだと20センチほど成長してくれています。

ヤーコンはここまでくると早いです。
葉が生い茂り草抜きも楽になります。


里芋の様子

こちらも連休まとまったに雨が降ったこともあり
水の大好きな里芋らしく、一気に芽が伸びて里芋っぽくなってきました。

早いものはもう30センチに迫る勢いです。

5月に学生たちが来て、定植する予定だった落花生の苗も芽吹きだしています。

ただまだ発芽率5割くらいでなので、
もう少し発芽してくれることを期待したいですね。

緊急事態宣言が延長され、学生たちが5月に手入れに来る予定は中止となりましたが、

畑の作物たちは待ってくれません。

なんとか6月には手入れに西伊豆町に来れるよう、願っています。




西伊豆町に広がる山林。

天気も良く気持ちが良いですね。

西伊豆町の山には竹林も多くあります。

というわけで今日は山に入って「たけのこ」を掘りに行ってきます!

草むらを掻き分けながら、山を歩いていきます。

山の中は傾斜が多く、短い距離でも山を歩くのは容易ではありません。




「たけのこ」が


ない!!


どうやら先客がいたようです。

「たけのこ」を食べていた犯人はコチラ。

山で採れるの「たけのこ」だけではなく、西伊豆町では野生動物による畑の農作物被害も大きな問題になっています。

それらの被害を少しでも抑える為に地元の猟友会の方々が、罠や銃を使用して、有害鳥獣の捕獲・駆除を行っています。

そして僕もその一員です。

たけのこを食い散らかしたイノシシを捕獲するべく山中に罠を仕掛けますが、この時期は「たけのこ」食いに来るいのししを捕まえるべく、竹林のそばにわなを仕掛けたりもします。

あとはイノシシが罠にかかるのを待つのみです。

はたして無事捕獲できるのでしょうか…?

西伊豆町の宇久須に「あめみや農園」という知る人ぞ知るディープスポットがあります。
西伊豆町で活動するNPO法人「国際ボランティア学生協会(IVUSA)」※が、宇久須まちづくり協議会の方々と、2016年から耕作放棄地の削減と、炭を使った有機農法で町ブランドの向上を目指して、大学生の手で野菜作りを始めた畑です。

私、協力隊員である高井の前職がIVUSAであることもあって、協力隊活動の一つとして、畑の管理をしています。

と言っても、基本は学生たちが出来ることは自分たちの手でやるので、経過観察や最低限のマルチの補修や草抜きなどを月に数回行っていますので、その状況報告をします。

ちなみに育てている作物は、この3月の緊急事態宣言明けに学生たちが植えたヤーコンと里芋(海老芋)で、6月からは落花生も植える予定でいます。

炭を入れて育てたら連作障害は少ないと最初3年間ヤーコンで押し切りましたが、なじみがなさ過ぎてなかなかその後の利用につなげられず、さらに天候や管理不行き届きもあり収穫も落ち込み、今はいくつかの作物で畑を回すことにしています。

ということで今日の畑の様子です。

3月に植えたヤーコンが芽吹き、7割くらいが葉を出しています。

マルチがところどころ剥がれていたので補修をし、マルチの切れ目から雑草も生えていたので草抜きをしました。

昨年はほぼ丸々1年間、新型コロナウィルスの影響で大学生も来ることができず、畑も一時雑草だらけの耕作放棄状態に戻りかけましたが、今年はどうなるのでしょう。


2021.4.15 高井洋季